道院長挨拶

少林寺拳法は、1947年(昭和22年)、敗戦により日本人が自信をなくし、夢や希望を持てないでいたとき、故・宗道臣が社会に役立つ人を一人でも多く育成しようとして始めたもので、現在は、第三世師家 宗道臣(昴馬)が師家を務めています。したがって、それは「人づくり」のための「行」であり、試合で勝ち負けを競うことが目的ではありません。自己を見つめ相手と共に上達を図るという修練の過程を通じて、自分自身をよりどころとできるよう鍛え(自己確立)、さらに他人の幸福のためにも行動し奉仕できる(自他共楽)精神を養うことを目的としています。

 京都鴨川道院には、中学生以上を対象とした一般部と小学生以下を対象にした少年部があります。現在一般には、20~70歳代までの幅広い世代の拳士が互いの体力、技量に応じ和気あいあいと修練に励んでいます。  当道院の特色は、有段者の層が厚く、それぞれの拳士のレベルに応じて無理のない丁寧な指導ができることです。少林寺拳法の技術は、多くの技で構成されているため、短時間で習得することは不可能ですが、根気強く取り組めば確実に上達できるものです。

 そのためには基本が大切で、初心者には道院長が直接指導を行いますので、弛まず努力すれば少林寺拳法の力強い美しい動きが自然と身につきます。女性拳士も頑張って修行に励んでいます。  「理」を学び「コツ」を覚えれば、大きな力を使わなくとも屈強な男性を倒し、投げ飛ばすこともできるようになるものです。一度、修練の風景を見学に来てください。武道が未経験の方も大歓迎です。

なお、小学生も受け入れ可能ですので、お問い合わせください。

(京都鴨川道院・道院長 准範士七段 安道亮)